気が向いた時に残す雑記

個人の雑記です。各方面に配慮がない表現等ありましたら申し訳ございません。特定の人物、事象を攻撃する意思や意図はございません。あくまで雑記。

ゆるママ卓1周年によせて

これちょっと、お酒飲みながら書いているので、後から読み返した時にちょっと恥ずかしくなるようなことも書いちゃうかもしれないけれどこれが本音なので余すことなくこの気持ちを書き残しておきたいと思う。

そもそも私がTRPGをやりたいと思ったのは、あまりにも日本語を使う機会が乏しすぎたからだ。4歳になるところの息子と2歳の娘。旦那は仕事が忙しく当時はほぼワンオペ。子供たちに話しかけるのはもちろん日本語なのだけど「わかりやすく、端的に」を意識して話しかける言葉は実に単調だ。出ないと理解してくれないし。旦那との会話も子供のことが中心。それはそれで楽しいのだけど、私はもっと大人のコミュニケーションがしたかったのだ。

かと言ってコミュ障を極めている私はいきなり「じゃあ、何か話しましょう」と声をかけて話題を広げるスキルを持ち合わせてはいなかった。そこで昔遊んだTRPGをやりたいなと思ったのだ。

しかしここで壁にぶち当たった。時間が合わないのだ。オンラインで募集しているにセッションに参加したくても長時間セッションだけをしていることは不可能だし、夜のセッションだとしても娘の夜泣きもあるうえに夜更かししすぎると次の日に辛いのは目に見えている。ああ、詰んだな、と。

そんな気持ちを抱えながら「trpgやりたいな」ツイッターで呟いたら乗ってくれたママ垢友達がいたのだ。一人はクトゥルフ経験あり。もう一人は私のつぶやきでTRPGを知った子だった。そんな3人でクトゥルフを遊んだのが2018年1月26日だった。

3人で遊んだのがめちゃくちゃ楽しくて、めちゃくちゃ楽しかったよと言いまくったら少しずつ仲間が増えていき2月には定期的にセッションをする環境ができた。タイマンとかまで含めるとグループ内で50以上セッションをしていた。キャラクターもたくさんできた。面白い設定も切ない設定もできた。異性カップルも同性カップルもできたりした。めちゃくちゃ面白いキャラもできた。人外作りたい!って話からできたのがホットケーキとか豆腐とか。そんなことある?人外のために新しい架空のキャラクター作ってくれる人までいてほんとこれはどうすればいい?ってめちゃくちゃ楽しく悩んだりしたことも鮮明に覚えている。そんなのクトゥルフじゃない?じゃあクトゥルフのシステムを借りた何かで構わないかな。面白ければなんでもいいかなと思っているところはある。

私がこの定期的に遊んでくれるメンバーに思うことはひとつ。感謝である。セッションは大体夜21時から大体その日のうちに、遅くても1時までには終わらせているのだが(長いものだと日を分けたり。)この時間って主婦にとったら1日の中でもほっと息をつける大切な時間だと思うのだ。(いや、主婦だけじゃ無いか。みんな大切な時間だけど、ほら。寝かしつけとか家事を終わらせてホッとしている時間という意味で。)その時間を使って一緒に遊んでくれる。遊ぶためにキャラを作ってくれる。シナリオを書いてくれる。シナリオを用意してくれる。もうこれって感謝でしか無い。TRPGってルルブと紙と鉛筆があれば遊べるけど、遊ぶためには一人では遊べない。遊んでくれる誰かがいないとなにもはじまらないのだ。

だから少しでも楽しいなって思ってもらえる時間にしたくて設けているハウスルールもある。TRPGを日常的に遊んでいる人から見たらちょっとどうかなと思うルールもある。開始時間に間に合わないので後から入ってくるとか。夜泣きが始まったので抜けるのもアリとか。ロスト探索者を復活させるシナリオをやったりとか。

みんなが1日の中の時間を削り出して作ってくれた「遊びに対する時間」を大切にしたいと思ってわたしが勝手にやっていることなんだけどそれでも「楽しかったね」と言い合える時間がわたしはなによりすきなのだ。

TRPGを始めてからというもの、ばくぜんと満たされていなかった大人のコミュニケーション欲というものはだいぶ満たされた。1日のうちに子供のこと以外を考える些細な時間を楽しみに日々の生活を頑張れるようになったし、TRPGを好きになったことで自分の好きも広がった。好きが拡がったら今度は行動力も湧き出て、行動範囲も拡がった。

2018年は間違いなく私にとって転機の一年だったように思う。

それも全てこのグループのおかげだなと思う。

なんだか照れ臭いけど、でもほんとうにありがとう。だいすき。

2019年もセッションをたくさんしたいなって思うし、一緒にtrpgができる仲間も増えたら嬉しいなと思っている。

楽しかったセッションをまとめて共有する機会も作りたいなとも思っている。やりたいことは尽きない。満たされたコミュニケーション欲は今なにかを作り出したい気持ちへと変化している。自由に使える時間は限られているけれど、限られている時間の中で楽しいことをたくさんしていきたいし、たくさん見つけたい。

母親だからと楽しいことを諦めるより、母親だからこそ楽しい、をたくさん共有していきたい。そんなふうに思っている。

さいごに、メンバーはいつも募集してるよ!!!!!!笑